第6回お灸キャラバン参加者感想と質問回答

お灸でないと治せない!宮川浩也先生の感想

•4/20のお灸キャラバン とても勉強になりました。 ありがとうございました。 宮川先生には、東洋鍼灸専門学校で教わって以来、10年ぶりにお会いできて、とても嬉しくてそして懐かしかったです。問診で患者さんの 年齢や出身地を意識すること →人は時代の影響も大きく受けるのでなるほどと思いました。出身地もですね
•経脈灸の考え方と理論がとても面白かったです。 お腹を温めると、他のところもゆるんだり、よくなるのは、こういうことか…などととても興味深かったです。
・普段の臨床で、なんだか効いた…ということが、言語で説明されると、とても腑に落ちるし、患者さんにも説明できるので、理論としてまとめてくださるのは素晴らしいと思いました。
・宮川先生、素晴らしいです。 いろいろなお灸や、バネ指の施術などもとても勉強になりました。 ありがとうございました。
・宮川先生の気さくな雰囲気が、勉強会の雰囲気を硬いものとせず、質問しやすい環境にしていただけたのがとても良かったです。
・知熱灸のやり方は、学校で教わったものよりも当たり前ですが実用的で、綺麗な形をもっと早く作れるようにしたいと思いました。
・腹診の仕方も教えていただく先生によって違いますが、宮川先生のやり方は、患者さんへの負担が少なく真似たいと思います。
・先生のお人柄が伺える穏やかな講義でした。
・ベテランの先生の失敗談を聞ける機会があまりないので、自分も同じ失敗をしないように気をつけたいと思いました。
・新たな灸の発見があり、練習を続けたいと思いました。
・東鍼でありながらギリギリ授業を受けることができなかったので、たっぷりお話が聞けて満足です。
・お灸を使う具体的な理由を理解することができ、とても参考になりました。
・宮川先生の古典の研究にも興味があるので、「養心のすすめ」も購入したいと思います。
・先生のお話がとても面白く引き付けられました。問診をして体をしっかり見て、どこにどう刺激をするかということが、今までの自分が十分にできていなかったのを反省しました。知熱灸や灸頭鍼はやけどのリスクが怖くて取り入れていませんでしたが、自分で練習してやってみようかなと思いました。終了時間があっという間に感じたので、また宮川先生方学びたいです。
・どんな時温灸をすると効果があるのかとてもよく分かって良かった。シーソー現象面白かったです。脈の見方も改めて勉強になった。
・楽しいご講義ありがとうございました。 冷えに対して行う局所的な施灸だけでなく、「冷えに対して温めることで、遠隔の熱が退いてくる」シーソー現象という考え方がとても面白く、今まで習った十二経脈の意味がやっと見えて来たように思いました。 冷えを見つける方法や、知熱灸や灸頭鍼の実際も勉強でき、「艾と子どもはいじりすぎない」のことばも心に響きました。
・事前に本を読んでから参加できればよかったです。 ご自身の苦手や失敗など赤裸々に話してくださって、興味深かった半面、やはり時代というか、施術者のリスク管理などはすごく大事だなと思いました。 前半のお話しにゆっくり時間がかけて、最後の実技や質問が押したので、もう少し早めに実技に取りかかって質疑応答もしっかり時間が取れたらよかったなと思います。
・経脈灸の話が興味深かったです。実際にばね指の知熱灸を見て、楽になるのが見られてよかったです。
・宮川先生のキャラクター大好きです どの質問にも丁寧に答えてくださり、実技もとてもわかりやすく、わたしも最近とくに心が病んでいる方が増えているなとうすうす気づいて、心理学を学び初めたところでしたので、宮川先生のお話にさらに今やっていることが勇気付けられた気がします! 細かくではなく、ザックリとその方のからだのバランスをみてお灸を据えていく わかっていても見過ごしていた部分を再発見できました 貴重なお話ありがとうございました
・経脈灸という観点で新鮮でとても面白い講義でした。実際に切診など説明しながら見せて頂きどの様に冷えを探して施術しているのか大変勉強になりました。
・次の日の臨床からから冷えて縮んだところをのばすイメージでお灸をしてみた所変化がありこれからも使っていきたいと思いました。
・内容は、とても学びになり、灸師として心新たに刺激をいただけました。 ただ、後半時間が押してしまい、駆け足での講義となり、残念でした。
・お灸の実技や体表の触診が参考になりました モグサの扱い方など丁寧にご指導いただきありがとうございました 出身地と年齢で、患者のタイプを見極めるという考えも納得でした
・お灸の研修に初めて参加させていただきました。知熱灸は、とても気持ちよさそうなので練習し、実践できればいいなぁと思いました。ありがとうございました🙇

 

質問と回答

Q:宮川先生のご経験から、鍼ではなくお灸をぜひ使ってほしいと思われる症状には、どんなものがありますか?
A:お話しましたように「冷えがある」のなら、どんな病気でも。

Q:どんな時、温灸をすると効果があるのでしょうか?
A:温灸は、温め+乾燥の効果がありますので、冷えと湿気です。勉強会では、冷えだけの説明をしました。入浴は、温め+加湿。ドライヤーは、温め+風(乾燥させる)。同じ温めるのでも、違いがあるのです。

Q:お灸の湿気で色がつくとおっしゃいましたが、燃焼した時の皮膚からの汗ではないのでしょうか?                                                                                    A:ぼくも最初はそう教わりました。しかし、ステンレスのバットに知熱灸をしても、水分が付きますから、明らかに汗ではないでしょう。

Q:知熱灸をする治療は、どんな時ですか                                                                                                    A:圧痛が浅い場合です。実技の「撮診」で見つけたような浅い圧痛です。胸骨の上の膻中、中庭、鳩尾などは知熱灸をします。筋肉のコリは対象外です。

ばね指の治療回数と時間は、5分くらいで終わるので、1週間毎日通ってもらいます。

お灸での治療時間は、30分の治療の中で、お灸したり、しなかったりです。

 

令和7年度第1回東京都委託施術者講習会を皮切りに周産期ケア講座開催します

こんにちは 少子化の今だから妊婦さんを丁寧にケアできる鍼灸師・マッサージ師が求められています。消費者であるママさんにも、医療従事者にも、仲間からも信頼される産婦人科エキスパート鍼灸師・マッサージ師への道がココから始まります。

総合母子保健センター 愛育病院院長 百枝 幹雄先生 「産婦人科医に学ぶ 周産期の基礎知識」

令和7年度第1回東京都委託施術者講習会「 周産期の基礎知識 」申し込み

2025年5月18日(日) 13:00~16:10

13:00~14:30 WEB配信あり!「産婦人科医に学ぶ 周産期の基礎知識」

講師:総合母子保健センター 愛育病院 院長 百枝 幹雄先生

  14:40~15:10 WEB配信あり!「鍼灸師・マッサージ師が周産期ケア? 何ができるの?」

講師:女性鍼灸師フォーラム/辻内 敬子

15:10~16:10会場のみ開催 ワークショップ 「ママや助産師に鍼灸・マッサージを説明しよう」 

講師:せりえ鍼灸室 鍼灸師 小井土 善彦 他

鍼灸師のための周産期ケア講座申し込み  

 

鍼灸師のための周産期ケア講座 
第一回東京都委託施術者講習会、その後3回は女性鍼灸師フォーラム主催となります

 

灸師はもっとお灸を使おう第6回お灸キャラバン

こんにちは。第6回お灸キャラバン(第73回女性鍼灸師フォーラム学習会)を2025年4月20日に両国杉山神社にて開催します

もっと灸師がお灸をしてくれるように、お灸の広報と日本のもぐさを守るために始めた活動です。各方面でお灸を行う活動をする団体が増えました。女性鍼灸師フォーラムは、灸師が灸を好きになり臨床で活用してくれること、灸を用いた治療を行うようになってくれることを応援しています。そのために学習会を開催していきます。

また、一般の方へお灸が様々な症状に効果を発揮することを知ってもらえるように広報活動を行うことも活動の目的としています。

第6回お灸キャラバンは、温灸読本の著者である宮川浩也先生から、講義と実技の指導をしてもらいます。

午前は、逆子のお灸です。当会の代表である辻内氏から、逆子のお灸について学びます。熱く感じるまでお灸を行うことが大事ですが、熱い!と怖がらせてはいけません。そんなお灸が出来るように学びましょう

定員が少ない開催となっています。

第71回産後うつはうつ病ではない 講師の中田先生への質問と回答

こんにちは、中田先生のお話を聴講された方、質問をされた方へ、回答が届いておりますので、参考にしてください。

①なかなか患者さんとの関係が深まらないと見抜けない部分であって難しいし、対話や慶弔が必要なのでしょうが、治療家として、まず、何から手をつければよいとお考えですか?アドバイスをお願いします。
回答:
患者さんそれぞれで対応が違うので、「何から手をつければよいか?」に答えるのはなかなか難しいですね。対話を通してエピソードを確認し、分析と構造化が必要です。その際、あらゆる症状には必ずそこに至るまでのエピソードがあるということです。その症状を取り除くという考え方で向き合うと全体像を診ることはできません。症状を善し悪しで考えるのではなく、その症状が出る必要があった、その人にとって必要な事が起きているという見方で観察をしながら、会話を進めていくのが重要ですね。そして患者さんが口から出す言葉にも、その言葉が出る必然性、理由があります。なぜ、その言葉を使う必要があったのか?そういう聞き方が大事です。そして、その上で、傾聴を通して共感すること。共感することで相手は受け入れられていると感じます。そのように向き合えば、自ずと今、何が必要かが見えてくると思います。
そして、関係性が深まってしまうと、バイアスがかかってしまいます。先入観をもって診てしまうようになるので、むしろ、初診で関係性が深まっていないときにいかに、しっかりと観察するかがその後に大きく影響しますね。当院でも、研修生の予診では出てこなかったことが、本診察では、本人が自ら話すことも多々あります。それは、こちらが的確に状況を把握して、必要な質問を投げかけるからです。「観察」の次に「観察」。とにかく観察ですね。挙動や声の変化、姿勢、視線、全てが大事なメッセンジャーです。

②養生の話で麦茶は陰性で×ということですか?ホットでもダメでしょうか?いままで水分補給に向いていると進めていました。白湯も冷め得たらダメですよね。
回答:
麦茶は冷薬です。温かくして飲んでも、体を冷ます生薬ですから、冷やしてしまいますよね。私は患者さんにそのように説明をしています。また、白湯とは、温かい湯のことを言いますので、冷たいものを白湯とは言いませんよね。しばらく放置していて冷めてしまった時、夏と冬でも温度は違います。ぬるいぐらいならよいですけど、冷たいものはもはや白湯ではありません。白湯の定義は、沸騰して少し冷めて飲める温度になったお湯、です。

③先生は漢方を出す際に、所見は東洋医学、西洋医学どちらもトルのでしょうか?
回答:YES。どちらか一方ではダメです。

④東洋医学で腹診が出てきましたが、やはり脈診、舌診等も併せて証を立て、漢方を出されているのでしょうか>
回答:脈診します、舌診もいたします。ただ、それらの所見はその瞬間瞬間の移りゆく変化を示していますから、変化の方向性を見極める為の情報収集活動と理解しています。処方は道具の一つですし、手技もまた道具の一つです。全ての所見は「結果として」目の前に呈示されていますので、「証」はある意味、結果の表現型ですよね。それ故、その証になるエピソードを理解し、患者さんと共有をしてからそれぞれの役割を明確にし、処方は道具の一つとしてどう利用するのかを一緒に考える。そのように考えています。

講師の中田英之先生に感謝申し上げます

 

逆子の妊婦さんの鍼灸治療 第72回女性鍼灸師フォーラム学習会

第72回学習会は、逆子の妊婦さんの鍼灸治療について行います。逆子の治りやすさを伝える矯正率は、妊婦さんや医療関係者に知ってもらうことも大切です

72kai sakago kotubanni
72回 逆子の妊婦さんの鍼灸治療

そして、妊婦さんに対する鍼灸治療が安全であるということを知ってもらうには、医療連携も欠かせません。鍼灸治療をしてもよい妊婦さんを治療すること、そして、安全な鍼灸治療を提供すること、です。

妊婦さんの鍼灸治療の事故も報告されています。それらを知り、安心して実践できるように、学習会を行います。されに、実技セミナーもありますので、実技に不安がある方は、そちらへご参加ください。4月20日は、お灸セミナーを開催します。

 

第72回女性鍼灸師フォーラム学習会は「骨盤位の鍼灸治療」について

第72回女性鍼灸師フォーラム学習会は「骨盤位の鍼灸治療」についてです

日時 2025年4月2日(水曜日)午後6時30分から

ZOOMによる学習会

その後、4月20日の午前中に実技セミナーを行います

4月20日午後からはお灸のセミナーです

1日、お灸と実技のセミナーとなります

詳細は後日ご案内します

2月18日第71回学習会の案内

2月18日の女性鍼灸師フォーラム学習会のテーマは産後うつです。
今回は、日本産婦人科学会産婦人科専門医であり、日本東洋医学会漢方専門医・指導医の中田英之先生の講義をお願いしています。鍼灸も取り入れた医院となっています。中田先生の著書「からだとこころが整う365日の養生のすすめ」には、(薬と医者いらずの健康法)と書かれています。

うつ状態の精神症状と身体症状には、私たちが問診で聞き取る、気分の落ち込み、やる気の低下、思考力・判断力の低下、睡眠障害、倦怠感、胃もたれ・食欲不振、便秘、頭痛、腰痛、動悸、息切れがあります。それらの不定愁訴を聞き取り、ひも解いて、治療にむすびつけていくことを、解説してもらいます。日頃の臨床に役立つと思います。

今回も、産後の女性への支援について学ぶ学習会の一環です。理由は、少子化が促進していることから産後のケアに注目が集まっています。産後は体と心の休養と周りのサポートが必要とされる時期です。鍼灸師が、産後の母親に関わる意義は大きいと考えております。

出産後はホルモンのバランスが大きく変わり、新生児の世話や夜間の哺乳により、睡眠が不足します。出産後の体の変化や疲労感も高まり、新しい役割や責任に対するストレスがうつ感を引き起こすことがあります。

東洋医学的には、産後は肝腎の機能が低下し、気の流れが滞ります。産後の惡露などの瘀血、気の流れの乱れ、栄養バランスの乱れは脾胃の乱れを起こすと考えられています。西洋医学的な視点と東洋医学的な視点からも、産後の女性の健康をサポートするために重要な勉強会となっています。

お申込みは、 ショップ・女性鍼灸師フォーラム (thebase.in)
からお待ちしています。

古本も追加紹介しています。同時購入は、送料分が無料になります。

2025年会員登録のお願い

拝啓

師走の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。今年も早いもので残り少なくなってまいりました。本年中にご挨拶をさせていただきたく、一筆申し上げます。

本年も、当会の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。皆様のご支援とご協力により、無事に一年を過ごすことができましたこと、心より感謝申し上げます。

師走を迎え、ご多忙の時期にご挨拶をさせていただきます。皆様におかれましては、気持ち新たに新年を迎える準備中のことと存じます。

さて、石川県能登半島で発生した地震や豪雨により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。これらの災害に遭われた方々が一日も早く平穏を取り戻されることを心からお祈りいたします。

来年も、当会の活動に変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。皆様にとって、素晴らしい新年となりますことをお祈り申し上げます。

敬具

2025年の学習会のお知らせ

来年度の学習会についてお知らせいたします。

第71回 2025年  2月18日 zoomによる学習会

「産後うつは、うつ病ではない」―抑鬱状態の背景を掘り下げて考察する

第72回 2025年 4 月20日(日)  第6回お灸キャラバン活動

宮川浩也先生灸実技 著書:温灸読本(医道の日本社発行)

宮川先生には、基礎になる考え方と温灸(知熱灸・八分灸・灸頭鍼)の実際の運用までの臨床とコツを紹介してもらいながら、実技を行う予定です。

(今回の会場は灸療法研究会が利用している会場です。講師の宮川先生に予約していただきました。会場は、杉山和一(1610-1694)の江島神社の弁財天の御分霊をお祀りしている、両国にある江島杉山神社です。鍼灸按学術成就守もおいてありますよ。最寄り駅はJR「両国駅」西口より徒歩7分

午前:産後のケアの研究の輪?開催予定

お灸キャラバンは、日本のもぐさを守るために、もぐさを愛する灸師が増えてくれるよう願って行っています。

73 2025年 9月頃  zoomによる学習会 テーマ乳がん術後の注意点

74 2025年 11月予定 zoomによる学習会 未定

産後のマイナートラブル研究報告も入れる予定です。実技講座や月に一度のZOOM交流会は開催していきます。交流会は随時ご参加ください。LINEから交流会案内をしています。

2025年会員登録5000

2025年の会員登録者は学習会参加割引を行います。2025年会員登録チケットがあります

「ショップ女性鍼灸師フォーラム」 https://women89.thebase.in

2025年会員登録5000円と第71回会員参加費2750円 合計7750

一般参加費 4400円  学生参加費 2000円

日程は2月18日(火)PM6時30~

「産後うつは、うつ病ではない」

―抑鬱状態の背景を掘り下げて考察する―

講師: 中田 英之先生 泉州統合クリニック院長

(漢方内科・婦人科・心療内科・精神科・内科)

泉州統合クリニックでは、漢方治療を中心に、食養生、ヨガ、アーユルヴェーダ、鍼灸など種々の外来で本来の健康を取り戻すように診療を行っています。中田先生の治療院紹介ホームページには、「産婦人科を専攻しましたが、初経から閉経と大きく変化し、また毎月の月経周期によって常に影響を受ける女性の身体に向き合うには、西洋医学のみの診療では不足を感じていました。そこで医学部卒業後10年目から東洋医学を学ぶことで、局所の情報を繋いで身心全体を診る伝統医学の考えを取り入れる医療にたどり着きました。健康雑誌やメディアで「不定愁訴」という言葉をよく耳にしますが、不具合を持って来院される方々をしっかりと観察していきます、けっしてその症状は「不定」ではなく、辻褄があっている事がわかります。局所と全体、各診療科を繋ぐ医療、それが、泉州統合クリニックが目指す医療です」と書かれています。

著書「体と心が整う 365日の養生のすすめ」(中田英之著)があります。

ZOOM学習会とアーカイブ配信を予定しています。問い合わせ:womf@nifty.com

 

当会の取扱商品に、足首ウオーマーがあります。一つお試し価格と、10足価格があります。また、在庫のあるDVDがあります*古典からみる産後と鍼灸等*不妊について学ぶ

女性鍼灸師フォーラム主催 周産期ケア講座 基礎編 動画による自主学習       「妊娠期の鍼灸治療 必要な知識と注意点」シリーズ1~4 2025年3月に再度視聴を募集します

年は産婦人科施設にて、産後の女性を対象に、産後のマイナートラブルに対するランダム化比較試験を、総勢11名で行いました。今後は、報告や発表、産後のケアとして鍼灸を利用してもらうためのリーフレット作成に取り組みます。研究は、女性がもっと快適に過ごせるように、鍼灸をもっと社会の人に知ってもらう為に、次の世代にも鍼灸が利用されるようにと願って行っています。何か協力できるかもと思われた方、新たな世界が広がると思います。ご連絡をお待ちします,ご協力ください。

 

第71回女性鍼灸師フォーラム学習会 産後うつはうつではない

2025年会員登録費5000円と第71回会員参加費2750円 合計7750円

一般参加費 4400円  学生参加費 2000円

日程は2月18日(火)PM6時30~

「産後うつは、うつ病ではない」71kai gakusyuukai

―抑鬱状態の背景を掘り下げて考察する―

講師: 中田 英之先生

高石市 泉州統合クリニック院長

(漢方内科・婦人科・心療内科・精神科・内科)

泉州統合クリニックでは、漢方治療を中心に、食養生、ヨガ、アーユルヴェーダ、鍼灸など種々の外来で本来の健康を取り戻すように診療を行っています。中田先生の治療院紹介ホームページには、「産婦人科を専攻しましたが、初経から閉経と大きく変化し、また毎月の月経周期によって常に影響を受ける女性の身体に向き合うには、西洋医学のみの診療では不足を感じていました。そこで医学部卒業後10年目から東洋医学を学ぶことで、局所の情報を繋いで身心全体を診る伝統医学の考えを取り入れる医療にたどり着きました。健康雑誌やメディアで「不定愁訴」という言葉をよく耳にしますが、不具合を持って来院される方々をしっかりと観察していきます、けっしてその症状は「不定」ではなく、辻褄があっている事がわかります。局所と全体、各診療科を繋ぐ医療、それが、泉州統合クリニックが目指す医療です」と書かれています。

著書「体と心が整う 365日の養生のすすめ」(中田英之著)があります。

ZOOM学習会とアーカイブ配信を予定しています。問い合わせ:womf@nifty.com